セントジョーンズワート ハーブの効果・種類 ファイル4

セントジョーンズワート（ドイツ語 Echtes Johanniskraut　日本語 西洋オトギリソウ）の医療的利用の最初の記録はなんと古代ギリシアにまでさかのぼり、現在まで幅広い用途で利用されてきています。

また古ーい記録によると、ネイティブアメリカンも人工妊娠中絶薬！や 抗炎症剤、消毒剤などとして使用してきた様子

栽培されているところ以外では、通常雑草の扱いのこの植物。セントジョンズワート(Hypericum perforatum)の生息場所は主にヨーロッパ、西アジア、北アフリカで、自然に繁殖しています。

私の住むヨーロッパでは、森や草地の雑草として、堤防や森林、街中や鉄道の線路沿いなどなど、セントジョンズワート系の植物ほど広く分布している植物は他にありません。

あまりにもそこら中に生えているので、ドイツにて、オーガニックのセントジョンズワートの種を探して購入するのは大変でした。

そこら中に生えているのでわざわざ種を買って育てるものではないという認識でしょうか・・・

そんな生殖力の強い、セントジョンズワート。

その応用範囲は広く、その有益な効果から、古代にはすでに薬用植物として使用されていました。

ドイツ精神医学・精神療法・精神神経学会（DGPPN）では、うつ病の任意治療のためにリストアップされています。

セントジョンズワートの有効成分は、ハイパフォリン（抗うつに効果）フラボノイドやバイオフラボンが2～4％ 以上 含まれています。

セントジョーンズの名前には聖ヨハネ（Johannis 英語ではジョーンズ）に由来しており、セントジョーンズワートが咲き始める時期6月24日の聖ヨハネの日が祝われています。開花時期が太陽が沢山ある日だということが、薬草の成分を決めることになります。

道端に生えている、セントジョンズワート、本物かどうか調べる方法↓

テスト：葉っぱを手にこすりつけてみる。もし指に赤いモノがついた場合は、本物の薬用セントジョンズワートを見つけたことになります！この血が『弟切草』と呼ばれる所以ですね。

薬とセントジョーンズワート副作用

厚生労働省はセントジョーンズワート含有食品に関して、以下のように発表している。 ハーブ（薬草）なので、他の薬と併用する場合は注意が必要です。

セント・ジョーンズ・ワート（St John's Wort，和名：セイヨウオトギリソウ）を含有する製品を摂取することにより、薬物代謝酵素が誘導され、インジナビル（抗ＨＩＶ薬）、ジゴキシン（強心薬）、シクロスポリン（免疫抑制薬）、テオフィリン（気管支拡張薬）、ワルファリン（血液凝固防止薬）、経口避妊薬の効果が減少することが報告されている。 出典元mhlw.go.jpより

セントジョーンズワートとの相互作用を起こす薬物

セントジョーンズワート育て方

セントジョーンズワート　種

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11月中に種をまきます。

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2地植えなら、そのまま放置。プランターなら、週に一度ほど水やりで 4頃発芽します。

セントジョーンズワート　まとめ

抗うつ、不眠解消など、沢山の効能があるハーブ、セントジョーンズワートは、その効果が高いがゆえに、薬との相性を考えて摂取したほうがいいと思われます。

出来れば、混じり物の無い、花と、葉っぱを乾燥させたものをハーブティーにしたり、自然な方法で摂取するのがBetter.

筆者は、Sonnnentorのセントジョーンズワートティーを、季節の変わり目に毎日1リットル飲んでいます。

気分が滅入りそうなときにおススメですよ💛