私たちの体の免疫力とは、『免疫をつかさどるシステム』という器官があるわけではなく。
消化器官である腸の中で、『免疫力』は作られています。
身体全体で作られる免疫力のうちの、80%の免疫は、消化器官(腸)で作られています。
そして沢山の細胞が協力し合ってウィルスの侵入に対して、免疫システムを作動させているのです。
LPSなどは、免疫細胞を作動させるために必要な成分ですが、近年、農薬の使用や、自然本来のものを摂取しなくなった生活様式により、
摂取する機会が減ってしまっている。と言われています。
LPSのサプリメントなども販売されていますね。
しかし本来免疫力とは、自分の体で自然に高めることが出来るものなのです。
腸内に正しい食事を届ければ、腸内細胞とコラボレートして、自然と免疫のシステムを発動し、機能してくれるようになると言われています。
免疫力をアップする食べ物
免疫力をアップする食べ物
新鮮なオーガニックフルーツと オーガニック野菜
豊富な食物繊維の穀物(玄米や全粒粉のパン・パスタなど)
植物性食品を中心とした食品
充分な水量
栄養価の高いオイル オーガニックオリーブオイル・オーガニックあまに油など
ここでオーガニックとつけているのは、農薬を使用することで、免疫細胞とコラボレートするはずの沢山の細菌たちまで、死亡してしまうためです。
オイルにしろ、野菜にしろ、自然なままの土壌から取れたものに、沢山の免疫細胞コラボレートメンバーがいます。
免疫力を下げる食べ物
ファストフード、賞味期限の長い、コンビニなどの出来上がりもの
沢山の塩
白い砂糖と、白い小麦(日本でいう食パンも白い小麦ですね。)
色素・甘味料・添加物のある食べ物
乳化剤
アルコール
日本であまり気が付かれていない『白い小麦粉』には栄養が少ないという事実も、ヨーロッパではスタンダードになりつつあります。
特に成長期の子供には全粒粉のパンやパスタを食べさせるようになっています。
筆者は日本で育ったため、白米に中毒になってしまっていますが、子供のころから、全粒粉のものや玄米をいただいていれば、それでも『おいしい』と思えるように育っていたのでしょう。
免疫アップに良い食事・よくないものとまとめましたが、ヨーロッパのビオ雑誌、ラプンツェルの記事を参考に記事を書きました。
日本で全てやるのは、厳しいかもしれませんが、取り入れ可能な部分は取り入れて、免疫力アップしたいものです。